今回は前回に引き続き、公務員を辞めて後悔しないだろうか、という考えがある方向けに内容を伝えていきたいと思います。
公務員から転職した後の変化
公務員を辞めて大きな変化はあまりない。
ということはなく、やはり、公務員から転職することで、何かしらの変化があるのは間違いありません。
公務員を辞めた後どのような変化が起きるのだろうか、とお悩みの方のためにも、個人的に、公務員から転職した後に感じたことを書き出してみます。
公務員から転職した後に無くなったもの
やはり一番最初に挙げられるのが、「安定」、がなくなったことですかね。
公務員は基本的には、定年退職まで勤めあげることができるので、言い方が悪いですが、入ってしまえばこっちのもん的な感覚があります。
ローンも組みやすいし、人生設計もしやすいでしょう。
私は公務員を辞めて転職しています。
転職後も、ある程度安定した会社に入社はしていますが、やはり、公務員の「安定」には及びません。
そういう意味では、安定感が無くなったのかなと感じました。
あとは、1日の自由時間が(感覚的に)減ったことです。
公務員から転職したことにより、勤務時間が少し長くなったため、自分の好きに使える時間に多少変化が起きました。
公務員時代の勤務時間に比べ、働く時間が15分伸び、かつ、勤務スタートの時間が30分後ろ倒しになったためです
公務員時代に比べ、寝るまでの時間が短くなったので、感覚的に自由時間が減った印象があります。
ただ、裏を返せば、朝にのんびりできる時間は増えた、ということなんですけどね笑
公務員を辞めて良かったこと
上ではマイナスな面を伝えました、プラスの面でも大きな変化を感じたことがあります。
まず挙げたいのが、副業ができるようになったことです。
これは正直かなり大きい変化です。
私は、公務員時代から、何とかして副業をしたい!と考えるくらい副業をしたかったので、自分の好きなように、そして好きなタイミングでビジネスができるというのは良い意味のカルチャーショックを受けました。
もちろん、副業公認の会社というのが前提ですが、公務員時代には絶対にできなかったことができている、ということに大きな喜びとやりがいを感じています。
また、仕事がつまらなくなくなった、というのも大きな変化です。
副業の話ともかぶりますが、私は本業の業務のレベルアップを図るために、本業に関連するような副業を行う、というスタンスを取っているため、仕事自体が非常に楽しいものになりました。
仕事と副業がお互いに相乗効果を生むので、生産性が非常に上がるのを実感できますし、自分自身の承認欲求を満たしてくれている感覚もおぼえます。
公務員を辞めた後に大きく変わる変化は、自分で好きなように動くことができる、ということです。
副業をしても良いし、その副業の内容にも、ほぼ縛りはありません。
「安定」というのは、クビにならないことではなく、自分のスキル等で生きていくことのできる力を身に着けた状態、であると私は思います。
ネガティブな理由で公務員を辞めるのはおすすめしませんが(例えば人間関係とか)、虎視眈々と準備をし、自分の信念を持って退職することは何ら悪いことではありません。むしろ素晴らしいことだと思います。
使えないバブル世代公務員の下で嫌々公務員として働くんであれば、むしろ公務員を辞めて、自分のスキルをお身に着け市場価値を高める方が、本当の安定につながりますよ。
その迷いは誰もが一度は持つものですが、「公務員を辞めるということは前向きな事」という意識を持っていただくのも素晴らしいことだと思います。
あなたならきっとできると思いますよ!