今回は、民間から公務員へ転職を考えている方が、事前にどのような準備をしておくべきか、等を中心に話を進めていきたいと思います。
公務員試験の年齢制限をご確認ください
まず最初に考えなければならないのが自分の年齢ですよね。
公務員試験は基本的に受験に際し、年齢制限があることが多く、
「大学新卒者や、公務員浪人、公務員浪人などが受ける一般の公務員試験」
「数年以上の民間企業勤務経験が条件となっている、民間企業等経験者試験」
この2つのパターンがあります。
過去には民間から公務員への転職も年齢制限がありましたが、現在は公務員試験の門戸も広がり、民間企業経験者であれば、年齢制限が撤廃されている公務員試験も少なくありません。
自分は公務員試験を受けられる年齢なのか、公務員試験を受けられる条件を満たしているのか、ここらへんは必ずチェックしましょう。
高卒公務員試験?大卒公務員試験?
学歴区分も確認が必要ですね。
特に注意が必要なのが、高卒で民間企業に就職し、その後、公務員への転職を考え、公務員試験を受験する方です。
高卒区分(公務員試験の中でも初級試験、市役所初級とか地方初級とか言ったりします。)の公務員試験は、大卒区分と違ってまた条件が異なってくる可能性もあるため、しっかりと募集要項を確認しましょう。
もし採用案内だけではわからないことがあれば、積極的に採用担当者に問い合わせるなどしましょう。
その試験日程重なっていませんか?
あとは、試験日程の確認も大切です。
みなさんは公務員試験の種類によって日程が異っていることはご存じでしょうか?
私は市役所に努めていたので、市役所について話しますが、市役所の試験にも、A日程、B日程、C日程、D日程などと呼ばれるものがあり、A日程ほど大規模な自治体の試験となっています。
それぞれの日程ごとに同じ試験日が設けられていることが多いため、同規模の市役所、地方自治体など、連発して試験を受けることはできない仕組みとなっています。
また、D日程については、小さい自治体や追加募集などが多く、実はここが結構穴場なのではないか、と私は思っています。
人気な自治体ほど倍率は高いです。
当たり前のことですが念のため伝えておきます。
さらに、人気の自治体は学力の高い大学出身者やひたすら公務員試験の対策をしてきたであろう新卒者もそれはそれはたくさんいらっしゃいます。
多くの公務員志願者がA日程、B日程、当たりでおさまっていくので、C日程、D日程ほど倍率が下がっていく傾向にあります。
加えて、特にC日程に多いのが、B日程第一本命の受験者が試験に交じっているので、仮にC日程試験の市役所から内定をもらっても辞退をする受験者が多いのが特徴です。
D日程は場合によってはとてつもない倍率になることもありますが、その時期に(10月~12月頃)に公務員試験の日程を見ている人はかなり少数となってきます。
そういう意味でも、とにかく公務員になりたい!という民間企業勤めの方は、CDらへんの公務員試験の日程を逐一チェックすることをお勧めします。
私のブログでも、A日程やB日程ではなく、むしろC日程、D日程の公務員試験の情報を伝えていきたいと思っているので、是非情報をご活用いただれけばと思います!